青森市は14日、今年4月以降、青森港に計25回寄港を予定している大型クルーズ船のうち、第1便として4月18日に寄港予定だった「セレブリティ・ミレニアム」が、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で寄港を取りやめたことを明らかにした。同船は、2月末から5月中旬まで予定していたアジア各国発着のクルーズを中止しており、青森港へは4月18日と同29日の計2回寄港を取りやめる。

 市交流推進課によると、新型コロナウイルスの影響で寄港を取りやめたのは、セレブリティ・ミレニアムが初めて。ほかのクルーズ船については、14日時点で寄港取りやめの情報はないが、4月は22日に「クイーン・エリザベス」、23日に「ウエステルダム」と「ダイヤモンド・プリンセス」の寄港が予定されている。

 このうち、ダイヤモンド・プリンセスは、船内で新型コロナウイルスの集団感染が発生しており、2月末から3月中旬まで予定していた国内発着のクルーズ中止を決定。その後の日程について発表はないが、先行きは不透明となっている。

 小野寺晃彦市長は14日の会見で、セレブリティ・ミレニアムが寄港を取りやめたことについて「大変残念で、ほかのクルーズ船がどうなるかも予断を許さない状況。市民の安全を第一に、情報を確認していきたい」と説明した。