第41回青森県高校総合文化祭の先行開催2日目となる18日、八戸市公民館ホールで演劇部門が行われ、最優秀賞は木造高校と青森中央高校(上演順)が選ばれた。両校ともに新型コロナウイルスをテーマにした作品を披露した。両校は、12月18日から岩手県北上市で開かれる東北地区高校演劇発表会の出場権を獲得した。

 演劇部門は17日から2日間の日程で、3地区の代表校9校が出演。はつらつとした演技を披露した。新型コロナ対策として無観客で実施し、演者らは感染防止のためフェースシールドやマスクなどを着用して演技した。

 木造高校「全部コロナのせい!!」、青森中央高校「ソーシャルディスタンスマン」は、いずれも新型コロナで変わってしまった学校生活や差別、偏見を描いた。コロナ禍の中での高校生の思いを代弁するような作品に、観覧していた参加校の生徒から大きな拍手が送られた。

 全員1年生で臨んだ木造高校の秋田愛香部長(1年)は「まさか最優秀賞とは驚き。休校中も各自が練習を重ねてきたのでうれしい」と笑顔を見せた。青森中央高校の村上幸花部長(2年)は「大会が中止になるところもある中で、披露できたことがありがたい」と語った。

 県高校総合文化祭は23〜25日を主会期として行う予定。

 ほかの結果は次の通り。

▽優秀賞第1席 八高専
▽第2席 聖ウルスラ
▽創作脚本賞 木村壘生(八高専3)
▽演技賞(上演順) 及川陽光(聖ウルスラ2)中村友優(青森2)成田怜史(木造1)藤田陽(同)三上結愛(同)成田有咲(青森中央3)武田幸樹(同1)