大学入学共通テストが15、16日の2日間、青森県内8会場など全国の試験場で実施される。新型コロナウイルスの「オミクロン株」拡大に警戒が高まる中、県内の会場では14日、感染対策を取った上で試験を実施するための準備が進んだ。

 365人が受験する青森市の青森公立大では、受験生の席が1メートル程度空くよう、職員らが試験室の準備に当たった。通常350人を収容できる教室は、試験当日は1列ずつ空けて受験生が座るため、40人のみの利用となる。

 試験室の入り口に消毒液を置いたほか、別室受験用の部屋も準備している。同大の伊藤善行事務局長は「感染対策を十分取っている。コロナ禍で制約がある中で努力してきた成果を発揮できるよう、心と時間に余裕を持って試験に臨んでほしい」と呼び掛けた。

 県内でも感染者が急増しているが、県立高校長の一人は「目の前の試験に集中してほしい。3年生には、動揺しないようにと先生たちを通じて伝えている」と話した。

 大学入試センターによると県内の志願者は4375人。体調不良の場合、無理をせず追試験を申請するよう促している。追試験は2週間後の29、30日。会場は全都道府県に設けられ、県内は弘前大が会場になっている。