200年以上の歴史を持つオークション会社「フィリップス(Phillips)」は、フィリップスNYのオークション「イブニングセール」が、史上2番目の落札額となる1億5,500万ドルを記録したことを発表しました。

 

フィリップスNYの「イブニングセール」で史上2番目の落札額を達成!

 

フィリップスとは

フィリップスは200年以上の歴史を誇る、イギリス発の老舗オークション企業。

20世紀および21世紀美術・デザイン分野に特化し、全世界における美術品売買のプラットフォームを提供しているほか、展覧会なども開催しています。

20・21世紀の作品を売買するグローバルなプラットフォームとして、フィリップスは近〜現代アート・デザイン・写真・エディション・時計・ジュエリーの分野において専門知識を提供。

オークションと展覧会は主にニューヨーク・ロンドン・ジュネーヴ・香港で開催され、更にヨーロッパ・アメリカ・東京を含むアジア各地に代表オフィスが置かれています。

 

「イブニングセール」で1億5,500万ドルと史上2番目の落札額を達成

フィリップスNYで開催されたイブニングセールにて、ドイツ・ドレスデン出身の現代アートの巨匠であるゲルハルト・リヒターの「Abstraktes Bild(636)」が3,500万ドル(手数料込み、日本円で約52億円)で落札され、これがオークション当日のトップ落札価格となりました。

今回のイブニングセールは総落札額が1億5,500万ドルとなり、フィリップス史上2番目の落札額を記録。

フィリップスの副会長で20世紀・現代美術部門ワールドワイド共同責任者であるロバート・マンリー氏は、

「今宵のオークションは、1億5,500万ドルというフィリップス史上2番目の高額落札となりました。最も高額な落札となった作品は、ゲルハルト・リヒターの記念碑的作品『Abstraktes Bild(636)』で、3,500万ドル近い値をつけました。これは同作家がこれまでに出品した作品の価格としてはトップ5に入ります。」

とコメントしたほか、ジャデ・ファドジュティミの「Quirk my mannerism」が予想価格の3倍となる190万ドル超えとなり、世界記録を樹立したことなどにも言及しました。

米州プレジデント兼20世紀・現代美術部門ワールドワイド共同責任者のジャン=ポール・エンゲレン氏は、

「トリトンコレクション財団がこのエキサイティングな旅の新たな章を踏み出すにあたり、ともに協力しあえる機会を得たことは私たちにとっても本当に光栄なことでした。今夜の記念碑的なオークションの結果は前衛芸術の不朽の遺産、芸術的卓越性を追求する財団の揺るぎない姿勢、そして真に偉大な芸術作品を追求する市場の揺るぎない認識を物語っています。」

とコメント。

トリトン・コレクション財団のキースジャン・コーディア氏も、

「ニューヨークのフィリップスで開催されるオークションに先立ち、これらの作品が世界各都市を巡り、これほど世界的な関心を集めたことは驚きでした。新しいオーナーに楽しんでもらうだけでなく、より多くの人々と共有し続けてくださることを願っています。」

と作品を落札した新たなオーナーの誕生と、各作品の新たな旅立ちを祝いました。

 

イブニングセールの落札額トップ3

 

「アヴァンギャルドを生きる:トリトンコレクション財団 イブニングセール パート I」

1位:フェルナン・レジェ「Le 14 juillet」

2位:パブロ・ピカソ「Femme en corset lisant un livre」

3位:ジョルジュ・ブラック「La bouteille de Bass」

 

「20世紀・現代美術イブニングセール パート II」

1位:ゲルハルト・リヒター「Abstraktes Bild(636)」

2位:ゲオルク・バーゼリッツ「Ein Roter」

3位:キース・ヘリング「Untitled」

 

オークション新記録

ジャデ・ファドジュティミ『Quirk my mannerism』

 

フィリップスで開催され、史上2番目の落札額を記録した今回のイブニングセール。

フィリップス東京のページには日本語での表記をはじめ、今後のオークション情報や出品・売却相談者向けの連絡先も記載されています。興味がある方はぜひ公式HPをご覧ください。

フィリップス公式HP:https://www.phillips.com/
フィリップス東京:https://www.phillips.com/location/tokyo