ここまで掲示板を外したのは2回だけ。安定感十分のファルコニアは、前走のマイラーズCも0秒1差3着と好走。そろそろ重賞タイトルが欲しいところだ。

 母カンビーナは、英GⅠロッキンジS(芝8ハロン)を11馬身差で圧勝したホークウイング(父ウッドマン)が送り出した2頭のGⅠ馬のうちの1頭。米GⅠアメリカンオークスなど愛米22戦6勝(重賞3勝)の成績を残した。

 祖母アウェイト(父パントレセレブル)は愛国産の不出走馬。曽祖母スターリングロールも同じく愛国産の不出走馬だが、産駒に仏GⅢダフニス賞3着のブラスケットアイランドがいる。

 カンビーナはダンチヒ系エクスチェンジレイトの持ち込み馬のカンカンガール(1戦0勝)を産んだあとは5年連続でディープインパクトが種付けされた。

 カーロバンビーナが陣馬特別など3勝、トーセンカンビーナは松籟Sなど現4勝で阪神大賞典2着、ダイヤモンドS3着。カンビーナの産駒として初の新馬勝ちを飾った現3歳のトーセンリョウは、休み明けとなった4月の山吹賞も快勝。現在2連勝中と今後が注目される存在だ。

 トーセンカンビーナが2400メートル以上の長距離戦で活躍しているのに対し、ファルコニアは母の父ホークウイングの血が濃く出たのか、ここ3戦はマイル戦で結果を残している。とはいえ、今回の1800メートルでも4勝を挙げており、十分守備範囲だ。

著者:東スポ競馬編集部