接戦を制したダノントルネード

 31日の新潟5Rに組まれた2歳新馬戦(芝外1800メートル)は、合計4億円超えという高額馬2頭の激しい競り合いの結果、ハナ差で2番人気ダノントルネード(牡・中内田)が制した。

 母が16年のエリザベス女王杯勝ち馬クイーンズリングで、昨年のセレクトセール(1歳部門)にて2億4200万円(税込み)の高値をつけたロードカナロア産駒の1番人気シャザーン(牡・友道)が好スタートから前に行くと、これに続くように2番手につけたのが同じく昨年のセレクトセール(1歳)で1億8150万円で取引されたハーツクライ産駒ダノントルネードだった。

 前半4ハロン通過52秒3の超スローという流れの中、直線残り1ハロンすぎに外から前に出たダノントルネードを、内からシャザーンが差し返すしぶとさを見せたが、最後は首の上げ下げのタイミングでダノントルネードが豪華マッチを制した。勝ち時計は1分50秒6(良)。

 母に豪GⅠ2勝シーウィルレインを持つ良血の際どい勝利に、鞍上の川田は「強い馬がいると目いっぱい走らざるを得ない…大きなハナ差でした。ここで勝ち切ったことは大きいですし、次へ向けてまずはゆっくりと疲れを癒してもらいたいですね」とパートナーを労った。

 管理する中内田調教師は前日にJRA最速タイとなる上がり31秒4の末脚で芝外1600メートル戦を制したリバティアイランド(牝)に続いて、土日の新潟・新馬戦2連勝となった。

 ちなみに、この新馬戦、レースの上がり3ハロンが32秒5で、1着から6着までが32秒台の末脚を使うという瞬発力勝負だった。

著者:東スポ競馬編集部