アドマイヤジャパン を起用したYogibo社のCM (写真提供=Yogibo)

競走馬初のCM契約

 約16年の時を経て、あの人気馬が再び脚光を浴びている。2005年に怪物ディープインパクトとしのぎを削り、06年に引退したアドマイヤジャパンが競走馬史上初となるCM契約を締結。約1000万円の契約金でテレビ、ネットで新CMが放映されて話題をさらっている。

 契約を結んだのは人気ソファブランドで知られる株式会社「Yogibo(ヨギボー)」。今年春、同社が契約する引退馬牧場「ヴェルサイユリゾートファーム」(北海道・日高町)の一角にビーズソファを置いたところ、そばにいたアドマイヤジャパンらの馬たちがソファに横たわり、リラックスしたという。同社の関係者によると「自然とくつろぎ、特にアドマイヤジャパンの表情がすごく良かった」と驚いている。この動画をSNSに投稿すると大反響。ツイッターの「いいね」は過去最高の数字となり、今回のCM契約につながった。

 アドマイヤジャパンは父サンデーサイレンス、母ビワハイジの良血馬。2005年の菊花賞でディープインパクトに2馬身差に迫る2着と好走した。前代未聞の契約を結んだ同社は「アドマイヤジャパンのように第一線で走った馬を含めて、引退馬が置かれている環境は社会課題になっている。今回のような手段で牧場経営に貢献できる座組ができたことは喜ばしいです」と話している。

 なお、契約期間は異例の無期限。契約金1000万円は牧場に支払われ「半永久的に契約は続く」(同社)という。

著者:東スポ競馬編集部