サンカルパにとって開幕週の高速馬場は望むところ

 サンカルパは松島特別は惜しくも2着に敗れたものの、中山で1勝クラス(芝1800メートル)を勝ち上がった時の1分46秒6という時計が光る。開幕週の高速馬場は望むところだ。

 父は今年の牝馬2冠を制したスターズオンアースと同じドゥラメンテ。先週の札幌2歳Sでは同じ牝馬のドゥーラが1番人気に応えて重賞制覇を飾っている。

 サンカルパの母ハイドバウンド(父グランドスラム)はアルゼンチン産でGⅢサンティアゴローリー賞、GⅢオラバリア賞など5勝を挙げ、GⅠエストレラススプリント大賞典2着。

 繁殖馬として輸入されてからは毎年産駒を送り出しており、これまで中央でデビューした6頭中5頭が勝ち星を挙げている。大物こそいないが、安定した成績を残している。

 輸入種牡馬でもあるソヴィエトスター産駒である祖母ヒドゥンドリームスは直子から(外)として走りブラジルCなど4勝のノボサンシャインを出している。

 曽祖母シークレットアセットは不出走ながら半兄に名種牡馬プライヴェートアカウント、半妹に米GⅠベルダムSの勝ち馬ダンスナンバーを持つ良血馬。自身も繁殖馬として伊GⅠジョッキークラブ大賞など伊英で5重賞を制し、輸入種牡馬として2度最優秀ダート馬に輝いたウイングアローを輩出したアサティスを産んでいる。

 牝系は名門で、トライマイベスト=エルグランセニョールの全兄弟クロス5×4も魅力的なサンカルパ。重賞初挑戦でも楽しめそうだ。

著者:東スポ競馬編集部