国東特別では7馬身差でレコード勝ちしたガイアフォース

 骨折のため6か月の休養を余儀なくされたガイアフォースだが、ここまで4戦2勝、2着2回とまだ底を見せていない。前走の国東特別では2000メートル1分56秒8のコースレコードで2着馬に7馬身の差をつける強い競馬。新馬戦では後のダービー馬ドウデュースとクビ差の接戦を演じており、重賞初挑戦でも見劣りしない。

 父は東京スポーツ杯2歳Sを勝ち、今年の皐月賞、ダービーでともに2着したイクイノックスと同じキタサンブラック。母は戸塚記念、しらさぎ賞、クラウンCと南関東の重賞を3勝したほか、岩手の重賞・ОRОカップ(芝1700メートル)を2回勝った地方の名牝ナターレ(父クロフネ)という血統。ガイアフォースの芦毛はこの母親譲りだ。

 ナターレはこれまでに4頭の産駒が出走しているが、ガイアフォースが中央競馬で初めての勝ち馬となる。

 祖母ロージーチャーム(父ダンスインザダーク)は1勝。産駒にロジータ記念の勝ち馬ルイドフィーネがいる。

 曽祖母クリスマスローズは宝ケ池特別など3勝。4代母ノーベンバーローズの産駒にセントウルSに勝ったエリザベスローズがいる。エリザベスローズは繁殖馬としてフサイチゼノン(弥生賞)、アグネスゴールド(スプリングS)、リミットレスビッド(ガーネットS、根岸Sのほかに交流重賞6勝)と3年連続で重賞勝ち馬を産んでいる。

 はやりのサンデーサイレンス3×4に加え、ノーザンテースト5×4のクロスを持つガイアフォース。「夏の上がり馬」の勢いを見せることができるだろうか。

著者:東スポ競馬編集部