オールカマー2022

[GⅡオールカマー=2022年9月25日(日曜)3歳上、中山・芝外2200メートル]

 最注目は何といってもデアリングタクト(牝5・杉山晴)。昨年春の香GⅠクイーンエリザベスⅡ世C(3着)の後に1年超の休養を余儀なくされ、今春の2戦(GⅠヴィクトリアM=6着、同宝塚記念=3着)も勝ち切れずに終わったが、夏季休養を挟んでの秋初戦。順調な臨戦過程を踏んでいることもあり、改めて真価が問われる一戦になりそうだ。中山コースは初めてだが、牝馬3冠目の秋華賞がぶっつけVだったように鉄砲実績は十分。

秋華賞以来の復活Vを目指すデアリングタクト(左)

 もっとも、相手関係もレベルの高い馬がそろい決して楽観できる組み合わせではない。同世代のヴェルトライゼンデ(牡5・池江)も昨年のGⅡAJC杯(2着)後に1年4か月に及ぶ休養を挟んだが、復帰戦のGⅢ鳴尾記念を快勝。改めて地力の高さを示した。GⅠ天皇賞・春で3着に好走したテーオーロイヤル(牡4・岡田)、昨年のGⅢチャレンジCで重賞初制覇のソーヴァリアント(牡4・大竹)も長期の休養明けながらまだ底を見せない存在だ。

 他にも前走Vでオープン入りのロバートソンキー(牡5・林)もGⅠ菊花賞6着、同天皇賞・春で7着など長距離での実績が光る。昨年の2着馬ウインキートス(牝5・宗像)や良血ジェラルディーナ(牝4・斉藤崇)といった牝馬の伏兵もおり、混戦必至の様相となっている。

著者:東スポ競馬編集部