セントライト記念を勝ったガイアフォース

菊花賞2022

[GⅠ菊花賞=2022年10月23日(日曜)3歳、阪神・芝内3000メートル]

 25日に神戸新聞杯が行われ、東西の菊花賞トライアルが終了。皐月賞馬ジオグリフ、日本ダービー馬ドウデュースが不在で迎える3冠最終戦は混戦ムードが漂っている。

 ガイアフォース(牡・杉山晴)はデビューから5戦してオール連対。重賞初挑戦だった前走のセントライト記念を好位追走から快勝した。勝負どころから勝ちに行く横綱相撲はレースセンスが高く、ゴーサインが出てからの反応も確かだ。

 松山騎手は「本当に強い馬です。まだまだやれる馬」とそのポテンシャルを高く評価する。父キタサンブラックの血を思えば、初の3000メートルにもしっかりと対応できそうだ。さらに阪神コースは経験済み。キャリアが浅い分、伸びしろも十分にある。3連勝で戴冠のシーンがあっても驚けない。

 同厩舎から休養明けの神戸新聞杯を圧勝したジャスティンパレス(牡・杉山晴)が肉薄する。初重賞勝ちのレースを振り返ると、ひと夏を越した休養の効果が相当に大きかったようだ。ディープインパクト産駒らしい軽い走りをするタイプ。良馬場で追い比べの展開に持ち込めるようなら期待が膨らむ。

 日本ダービー3着で秋初戦のセントライト記念2着アスクビクターモア(牡・田村)も出走してくるようなら侮れない。地力は春の実績が示す通り。休み明け2走目で能力全開となる。

 ブリンカー着用の効果で安定感が出てきたフェーングロッテン(牡・宮本)も無視できない。軌道に乗ってきた近況なら大崩れは考えにくい。

 札幌の長丁場を連勝したディナースタ(牡・辻野)、素質高いドゥラドーレス(牡・宮田)、ひと叩きの効果が見込めるボルドグフーシュ(牡・宮本)、そして日本ダービー5着プラダリア(牡・池添学)など伏兵陣も多彩だ。

【菊花賞優先出走権&賞金順】
神戸新聞杯1着 ジャスティンパレス
神戸新聞杯2着 ヤマニンゼスト
神戸新聞杯3着 ボルドグフーシュ
セントライト記念1着 ガイアフォース
セントライト記念2着 アスクビクターモア
セントライト記念3着 ローシャムパーク(回避の見込み)

【賞金順】
3700万円 アスクワイルドモア
3600万円 フェーングロッテン
3100万円 プラダリア
1600万円 セイウンハーデス
1500万円 セレシオン
1500万円 ディナースタ
1500万円 ドゥラドーレス
(以下省略・賞金は25日終了時点)

著者:東スポ競馬編集部