巻き返しへ――。万全の仕上がりを誇示したナムラクレア

スプリンターズステークス2022

[GⅠスプリンターズステークス=2022年10月2日(日曜)3歳上、中山・芝外1200メートル]

<栗東>ナムラクレアは桜花賞3着後、陣営が“本質的な適性”を感じていたスプリント路線へ。函館スプリントSでは他馬を圧倒する強さを見せ、現役屈指のスプリンターの座獲得へノロシを上げた。しかし、次走・北九州記念では行くところ行くところが詰まってしまい、脚を使えたのは直線半ばから。辛酸をなめた敗戦を喫した。

 以後はしっかり立て直し、陣営は悲願のGⅠタイトル奪取へ闘志を燃やしている。最終追いは坂路単走。馬なりでも非凡なスピードで登坂し、4ハロン53・0―12・0秒でフィニッシュした。手綱を取った長谷川調教師は「先週ハードに負荷をかけたので今週は息の入り、状態の確認を。リラックスして走れたし、手前の変換も上手だった。いい事も悪い事も共に経験したジョッキーと共に思い切った競馬を」。期待の3歳馬にエールを送った。

著者:東スポ競馬編集部