東京盃2022

[JpnⅡ東京盃=2022年10月5日(水曜)3歳上、大井競馬場・ダート1200メートル]

根岸SでJRA初重賞Vを飾ったテイエムサウスダン

テイエムサウスダン(牡5・美浦=蛯名正義厩舎)

 父サウスヴィグラス
 母ムービングアウト
 母父ラングフール

 ここまで積み上げてきたタイトルは5つと文句なしの実績。2歳時は未勝利から3連勝で兵庫ジュニアグランプリ(園田)を制し、暮れの全日本2歳優駿(川崎)では5着。明け3歳を迎えて始動戦の昇竜Sを勝利し、世代トップクラスの実力を印象付けた。

 その後は勝ち星から見放されていたが、4歳でついに本格化。黒船賞(高知)が8馬身差の圧勝劇。重賞連勝を狙ったかきつばた記念(名古屋)は2着に敗れるも、オーバルスプリント(浦和)は2番手からの早め抜け出しで2馬身差の快勝。兵庫ゴールドトロフィー(園田)は58キロを背負いながら盤石の競馬で勝利と短距離のダートグレード競走を牽引した。

 翌年の根岸SでJRA重賞初制覇を飾り、古馬GⅠ初挑戦のフェブラリーSは向正面からハナに立って2着に粘り込みとGI制覇が届く位置まで来た。1番人気に支持されたかしわ記念(船橋)は3着でも、これまでの良績が1400メートルに集中していたにも関わらず、ベストとは呼べない1600メートルで連続好走と距離の課題を克服したのは地力があってこそ。JBCスプリント(盛岡)へ弾みをつけるとともに、厩舎の初重賞Vをプレゼントする。

著者:東スポ競馬編集部