共同通信杯では後の皐月賞馬ジオグリフを撃破したダノンベルーガ(右)

天皇賞秋2022

[GⅠ天皇賞秋=2022年10月30日(日曜)3歳上、東京・芝2000メートル]

【血統値】皐月賞、日本ダービーとも4着に終わったダノンベルーガだが、キャリア1戦で臨んだ共同通信杯でジオグリフに1馬身半の差をつけたように、世代トップクラスの実力の持ち主であるのは間違いない。

 父は13年の勝ち馬ジャスタウェイを送り出し、昨年の優勝馬エフフォーリアの母の父でもあるハーツクライ。今年は日本ダービーのドウデュース、ジャパンダートダービーのノットゥルノと芝&ダートのWダービー馬を輩出し、現3歳世代はビンテージイヤーと言える。

 一方、母のコーステッドは、米2勝でGⅠ・BCジュヴェナイルフィリーズターフの2着馬。ダノンベルーガが初子となる。その父ティズウェイは史上初めてBCクラシックを2連覇し、米年度代表馬に輝いた名馬ティズナウの直子。阪神で行われた2009年のジャパンCダートではエスポワールシチーの12着と大敗したが、11年にはメトロポリタンH、ホイットニーHと米GⅠを2勝した。

 祖母マリブピアはGⅡサンタアナS、同サンタバーバラH、GⅢビヴァリーヒルズHと米国の芝の重賞を3勝した。産駒マリブステイシーは米GⅡレイヴンランS2着。

 さらに曽祖母ブルームーンも米GⅡブエナヴィスタHに勝ち、米GⅠクイーンエリザベスⅡ世チャレンジカップS2着という活躍馬だ。

 ハーツクライと米国血統の相性の良さは知られているところ。セレクトセール(当歳)で1億6000万円(税別)の値が付いた高額馬の反撃に期待だ。 

著者:東スポ競馬編集部