京王杯2歳ステークス2022

[GⅡ京王杯2歳ステークス=2022年11月5日(土曜)2歳、東京競馬場、芝1400メートル]

 全国各地の競馬場で勝ち上がってきたスピード自慢が、東京芝7ハロンの舞台に集結する。最注目は今夏の小倉で新馬→GⅢ小倉2歳Sと連勝したロンドンプラン(牡・宮本)。デビュー戦で好位3番手から最速上がりで抜け出したのから一転し、次戦は4角13番手からの差し切りV。大味な競馬っぷりが余計にスケールの大きさを感じさせる。課題は距離延長と東京の坂だが、ここも楽に突破するようだと暮れのGⅠでも主役候補に躍り出よう。

度胆を抜く末脚で小倉2歳Sを制したロンドンプラン(手前)

 もっとも、虎視眈々と勝機をうかがうライバル勢も多数。エナジーチャイム(牝・手塚)は新潟芝8ハロンの新馬戦が2着とは頭差の辛勝だったが、3着にはそこから6馬身差をつけた。1月16日の早生まれで完成度が高く、3か月の充電期間を経て万全の態勢での出走になりそう。

 中京芝7ハロンで初戦勝ちのオオバンブルマイ(牡・吉村)は好位から抜け出すセンスの良さが光った。他にも中山芝6ハロンを勝ったスピードオブライト(牝・相沢)、東京芝7ハロンの同シェーンプリマー(牝・黒岩)や、中山ダート6ハロンを逃げ切ったマーブルマカロン(牝・林)など1戦1勝馬は個性多彩だ。

 これらにもみじS3着のアスクドリームモア(牡・藤原)、すずらん賞3着ミスヨコハマ(牝・斎藤誠)、ききょうS3着ヤクシマ(牡・寺島)などキャリアを積んだ馬が揃い、層の厚いレースとなった。

 未勝利Vからの臨戦となるノーブルラン(牡・尾形)とペースセッティング(牡・安田隆)だが、その前走はいずれも3馬身差のワンサイド勝ち。臨戦過程だけで嫌われるようなら、配当面も含めて狙う価値があろう。

著者:東スポ競馬編集部