抜群の伸び脚を披露したスタニングローズ

エリザベス女王杯2022

[GⅠエリザベス女王杯=2022年11月13日(日曜)3歳上(牝)、阪神競馬場、芝内2200メートル]

 今年の秋華賞馬スタニングローズ(3・高野)は主戦の坂井を背に栗東坂路で単走。テンはゆったりと進んで徐々にペースアップ。最後まで馬なりのままだったがラスト1ハロン11・9秒(4ハロン53・3秒)と抜群の伸び脚を披露して前回よりさらに状態を上げている。

「今朝はやりすぎないように、の指示でした。ジョッキーも満足顔で引き揚げてきましたし、何の不安もなく動きはすごく良かったです。春先は折り合いに課題がありましたけど、今はそれもなくなって肉体的、精神的に成長していますね。舞台も問題ないですし、古馬の胸を借りるつもりでチャレンジしたい」と小川陽助手は順調な調整ぶりをアピールした。

 一昨年の無敗の牝馬3冠馬デアリングタクト(5・杉山晴)は松山が手綱を取り、栗東ウッドでアトレイユ(古馬1勝クラス)ベレヌス(古馬オープン)との3頭併せ。道中は2番手追走で折り合いはスムーズ。残り3ハロン標識で馬体を併せて直線へ向くと進路を真ん中に取って追い比べに持ち込んだ。一旦はベレヌスに前へ出られたが、ゴール前ではきっちり盛り返して同馬とは併入、アトレイユには6馬身先着してフィニッシュ。6ハロン82・7―ラスト1ハロン11・4秒と全盛時には及ばないものの、一戦ごとに動きは良化している。

「道中は我慢も利いていましたし、前走時と変わりなく現状ではいい仕上がりと思います。前走(オールカマー6着)はペースが遅くて外を回る形でポジション取りも良くなかった。今回は挑戦者のつもりで勝ちにいく競馬をしたい」と松山は巻き返しに燃えていた。

著者:東スポ競馬編集部