JBCクラシックを制したテーオーケインズ(岩手県競馬組合提供)

JBCクラシック2022

 盛岡競馬場で3日に行われたダート競馬の祭典・JBC競走メイン・12RのJpnⅠ第22回JBCクラシック(ダート2000メートル)は、単勝1番人気のテーオーケインズ(牡5・高柳大)が道中、中団待機から向正面でマクり気味に進出すると、直線で逃げ切りを狙う3歳馬クラウンプライドを鮮やかに差し切って快勝。1番人気で4着に敗れた昨年の雪辱を果たし、通算2回目のJpnⅠ制覇となった。勝ちタイムは2分2秒1(良)。

 ゴール後にド派手なガッツポーズを決めた松山は「スタートでしっかり出てくれて、折り合いもつきました。位置取りは考えず、リズムを大切に乗りました。向正面で自分から動いて行って、最後まで伸びて差し切れて良かった。昨年は1番人気で負けたので、今日勝って強いレースを見せることができて良かったです」と笑顔を見せた。

 管理する高柳大輔調教師は「前走(帝王賞4着)のこともあったので、ホッとしています。外々を回らされたし、前の馬に逃げられるかとハラハラしましたが、しっかり伸びてくれて安心しました。当初の目標だったチャンピオンズカップを目指します。これから状態も良くなると思います」と話し、次なるターゲットを連覇がかかるGⅠチャンピオンズカップ(12月4日=中京ダート1800メートル)に定めた。

 クラウンプライド2着・福永騎手「逃げる形になりそうとは思っていて、プラン通りです。ペースを上げ過ぎない形で運べました。勝った馬はさすがのGⅠ馬。その他の馬は抑えてくれているので、この馬もGⅠを勝てる力があると思う」

 ペイシャエス3着・菅原明騎手「積極的に行こうと思って、3番手につけました。前回は道中でモタモタしていたところがあったけど、今回はしっかり伸びてくれましたね。自分もしっかり頑張りたいです」

 クリノドラゴン4着・武豊騎手「状態は良さそうだったし、この馬のレースはできました。もう少し前が流れてくれればいいとは思っていました。最後までしっかり伸びているし、初めての大きな舞台でこれだけのメンバーが揃った中で頑張ってくれて、感無量ですよ。力をつけてきているので、今後が楽しみです」

 メイショウハリオ5着・浜中騎手「道中はペースが上がらなかったけど、3、4角で勢いがついたときに離されてしまいました。ゲートはいつも通りといえば、いつも通り。左回りだとモタれるところがあるので、右回りのほうがいいですね」

著者:東スポ競馬編集部