3400メートルのダイヤモンドSを制しているようにスタミナ満点のテーオーロイヤル

アルゼンチン共和国杯2022

[GⅡアルゼンチン共和国杯=2022年11月6日(日曜)3歳上、東京競馬場、芝2500メートル]

【血統値】春の天皇賞では勝ち馬タイトルホルダーには離されたとはいえ、2着のディープボンドとは1馬身差の3着と好走したテーオーロイヤル。オールカマーは5着とやや物足りない結果だったが、ひと叩きされての良化は必至だろう。

 母のメイショウオウヒ(父マンハッタンカフェ)は南関東で3勝。中央では勝ち星を挙げることはできなかった。テーオーロイヤルの1歳上の半兄となるメイショウハリオ(父パイロ)は、みやこS、マーチSに続き、交流GⅠの帝王賞でビッグタイトルを獲得している。

 祖母アルペンローズ(父クリスエス)は米2戦0勝。産駒に早春Sなど5勝を挙げ、15年のアルゼンチン共和国杯で2着、13年のダイヤモンドSでは3着とダイワメジャー産駒としては珍しく長距離で活躍したメイショウカドマツがいる。

 4代母のコートリーディーは競走馬としては33戦4勝と凡庸だったが、繁殖としては優秀で、2歳牝馬チャンピオンに輝いたアルセア、GⅠサプリングSのアーリウープ、GⅠカウディンSのケトー、輸入種牡馬のトワイニングなどを産み、1983年には米年度代表繁殖牝馬に選ばれている。

 子孫も発展しており、ダンチヒの後継種牡馬として活躍したグリーンデザートほか、日本でもヤマニンパラダイス(阪神3歳牝馬S)、ノーリーズン(皐月賞)、ワンアンドオンリー(日本ダービー)を輩出している。

 テーオーロイヤルの父リオンディーズの産駒には2600メートルの磐梯山特別を勝ったロワンディシーもいる。種牡馬としては意外と長距離志向かもしれない。

著者:東スポ競馬編集部