
アルゼンチン共和国杯2022
[GⅡアルゼンチン共和国杯=2022年11月6日(日曜)3歳上、東京競馬場、芝2500メートル]
6歳馬ハーツイストワールが激しい2着争いを制し、OP入り3戦目で重賞初連対を果たした。
18頭立ての17番枠からのスタートだったが、徐々に進路を内に取り、2コーナーを迎えるころにはほぼ内ラチ沿いへ。「スタートを出て内に切り替えて運んで、レースとしてはうまくいった」と武豊。このあたりの立ち回りはさすが名手の手腕だろう。直線でのキングオブドラゴンのラチ接触による不利は「痛かった」と悔やんだが、「左回りだと走りが違う。上手に走ってくれました」と健闘を称えた。
勝ち味の遅さもあって条件クラスでもなかなか勝ち切れなかったが、今季はOP勝ち、重賞2着といよいよ本格化のムード。中長距離重賞でおもしろい存在となりそうだ。
著者:東スポ競馬編集部