中3週でも万全の秋華賞馬スタニングローズ

エリザベス女王杯2022

[GⅠエリザベス女王杯=2022年11月13日(日曜)3歳上(牝)、阪神競馬場、芝内2200メートル]

 現代競馬における最重要ポイントは牧場=トレセンの連携。ぶっつけでのGⅠ挑戦、2か月に満たないレース間でも放牧に出ることが少なくない現状では、これがうまくいくかどうかが勝敗を左右する。

 在厩調整馬が多い今年のエリザベス女王杯。外厩利用ではノーザンファームしがらきの5頭が抜けている。中でも気になるのは同じ秋華賞からの経由となる高野厩舎の2頭だ。スタニングローズのほうが1日遅く放牧に出たのに、帰ってきたのは4日早い。それだけ牧場での状態が良く、ケアが早期に終わったという見方も? 

 高野調教師は「間隔というのはひとつの走れるファクターかなと思います。なかなか中3週で大変なんですけど、そこをノーザンファームしがらきさんにもお願いして、レース後短い期間ですけど、しっかりケアしてもらって。疲れはもちろんありましたけど、しっかり取れたという感じで栗東に戻してもらいました。調教の感じからも力を発揮できるいい状態にもってこれているかなと思います」と話した。

 ナミュールに関しては課題として「馬体のボリュームの維持」を挙げ「牝馬的な繊細な扱いが必要だと思っています」というトレーナー。ナミュールがより多くの日にちをしがらきで過ごした理由について「少しでもリラックスできるよう、ケアしてもらって栗東に戻してきました」と説明した。中3週での再GⅠという過密ローテの中で、馬自身のメンタル面も含め、よりゆとりある調整過程を取れたのは秋華賞馬スタニングローズのほうだろう。

【エリザベス女王杯出走馬の外厩利用状況】

1枠1番クリノプレミアム
在厩調整

1枠2番ローザノワール
在厩調整

2枠3番ピンハイ
在厩調整

2枠4番デアリングタクト
チャンピオンヒルズ(滋賀県)9月27日〜10月20日

3枠5番マジカルラグーン
※外国馬

3枠6番ホウオウエミーズ
在厩調整

4枠7番イズジョーノキセキ
在厩調整

4枠8番アンドヴァラナウト
ノーザンファームしがらき(滋賀県)10月20〜27日

5枠9番ウインキートス
在厩調整

5枠10番スタニングローズ
ノーザンファームしがらき(滋賀県)10月19〜28日

6枠11番ナミュール
ノーザンファームしがらき(滋賀県)10月18日〜11月1日

6枠12番ルビーカサブランカ
ノーザンファームしがらき(滋賀県)8月2日〜10月15日

7枠13番ウインマリリン
ビッグレッドファーム鉾田(茨城県)8月27日〜10月6日

7枠14番アカイイト
在厩調整

7枠15番ライラック
在厩調整

8枠16番テルツェット
ノーザンファーム天栄(福島県)8月3日〜10月21日

8枠17番ウインマイティー
在厩調整

8枠18番ジェラルディーナ
ノーザンファームしがらき(滋賀県)9月28日〜10月25日

著者:東スポ競馬編集部