日本との縁も感じる外国馬マジカルラグーン

エリザベス女王2022

[GⅠエリザベス女王杯=2022年11月13日(日曜)3歳上(牝)、阪神競馬場、芝内2200メートル]

【血統値】2010年、11年と連覇したスノーフェアリー以来、11年ぶりに外国馬が出走する。アイルランドから参戦するマジカルラグーンだ。前走のヨークシャーオークスでは後に凱旋門賞も制し、現在GⅠ6連勝中のアルピニスタの前に5着と敗れたが、愛オークスを制し、GⅠ馬の仲間入りを果たしている。

 父ガリレオは名種牡馬サドラーズウェルズ×凱旋門賞馬アーバンシーという良血馬。2歳のデビュー戦から、英愛ダービー、キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスSのGⅠ3勝を含めて6連勝を飾った。その後、愛チャンピオンS2着、BCクラシック6着と連敗し、4歳時から種牡馬入りした。多くのGⅠ馬を輩出し、10〜21年まで12年連続で英愛リーディングサイアーに輝いている。

 母ナイトラグーンは独ダービー馬ラグナスの娘で、独GⅢヴィンターケーニギン賞の勝ち馬。モンズーン産駒のノヴェリストは4歳時にはキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスSを5馬身差の圧勝。この年は仏GⅠサンクルー大賞、独GⅠバーデン大賞も制し、この年の独年度代表馬に選ばれている。引退後は社台スタリオンで種牡馬入り(現在はレックススタッド)。2年目の産駒から京成杯のラストドラフトが出た。

 半兄ノヴェリストだけでなく、母の父も輸入種牡馬のイルドブルボン産駒と日本に縁のある血統のマジカルラグーン。先週のアルゼンチン共和国杯ではノヴェリスト産駒のブレークアップが格上挑戦をものともせず、重賞初制覇を飾っている。マジカルラグーンもアッと言わせることができるだろうか。

著者:東スポ競馬編集部