マイルチャンピオンシップ2022

[GⅠマイルチャンピオンシップ=2022年11月20日(日曜)3歳上、阪神競馬場、芝外1600メートル]

【聞かせて!核心】昨年の当レース、今春の安田記念とも小差2着。シュネルマイスターが現役最強マイラーの座に最も近い位置にいるのは間違いない。スプリンターズS9着からの反撃への手応えを手塚貴久調教師(58)に聞いた。

舌を出しおちゃめな表情を見せるシュネルマイスター

 ――前走を振り返って

 手塚 初めての1200メートル。さすがに忙しくて行き脚がつかなかったし、直線では狭くなる場面も。それでもしまいは脚を使ってくれていた。まともならもう少し着順は良かったはず。悲観はしていません。

 ――昨年は毎日王冠からの臨戦だったが、今年はスプリンターズSを選択

 手塚 毎日王冠は近年、斤量の軽い3歳馬が強いレース。シュネルマイスターも昨年は勝たせてもらいましたが、古馬となった今年は斤量が重くなりますからね。あとはスプリンターズSのほうがマイルCSまでのレース間隔が1週間長く、回復期間を多く取れるメリットも。それに1200メートルの流れを経験して臨むことで、より本番で流れに乗りやすくなるのではないかという考えもありました。

 ――中間の気配は

 手塚 いいですね。短い距離のレースを使ったからか、ダメージはいつもより少なくて回復も早かったです。もともと左トモにウイークポイントがあったのですが、その部分も今回は問題ありません。順調です。

 ――1週前追い切りを振り返って

 手塚 スプリンターズSの前は坂路追いを取り入れてスピード競馬をイメージさせたけど、今回は初めて単走で長めから追いました(南ウッド7ハロン96・3―11・7秒)。マイル戦ということで前回よりゆっくり走らせるイメージですね。時計的にも予定通りで、いい感じだったと思います。

 ――意気込みを

 手塚 今はゲートの心配もないし、メンバー的にもグランアレグリアという強い馬がいた昨年に比べれば今年のほうがチャンスはあるはず。ディープインパクトやキングカメハメハの血が入っておらず種牡馬としての期待も高い馬なので、ぜひ(NHKマイルCに続く)GⅠタイトルを加えてほしいと思っています。

著者:東スポ競馬編集部