フランス馬シムカミルは日本でもなじみ深い血統の持ち主

【血統値】シムカミル(牡3・Sワッテル=仏)の父タマユズはジャンプラ賞、ジャックルマロワ賞と仏マイルGⅠを2勝。仏1000ギニー(芝8ハロン)の勝ち馬プレシューズ、英GⅠロッキンジS(芝8ハロン)を制したマスタシュリーなどを送り出している。日本での産駒には小倉2歳S覇者マイネルエテルネルが出ており、父の名を日本のファンにアピールした。

 母のスウェルティアは仏3勝。その父ピヴォタルは宝塚記念のミッキーロケット、共同通信杯の勝ち馬ダーリントンホールの母の父でもある。

 1勝馬ながらコンデ賞など仏GⅢで3着3回の祖母サンジダは、仏オークス、サンクルー大賞、サンタラリ賞と仏GⅠを3勝し、2010年の凱旋門賞でも3着に入ったサラフィナの半姉で、サンタラリ賞2着サナヤの半妹にもあたる。

 サラフィナは社台ファームによって輸入され、ディープインパクトとの間にジェニアル(仏GⅢメシドール賞)、サヴァラン(仏GⅢオマール賞)、ゴータイミング(ラジオNIKKEI賞3着)を産んでいる。ヴィクトワールピサ産駒のプリュス、マイプレシャスも、それぞれ2勝を挙げており、日本でもなじみ深い血統だ。

 デビュー戦で8着に沈んだ以外は4勝、2着4回と安定感十分のシムカミル。まだGⅠ勝ちはないものの、前走のGⅡニエル賞では今年の日本ダービー馬ドウデュースを下している。ミスタープロスペクター系ガルチにさかのぼる父系。ヌレイエフ3×4のクロスもあり、今年の外国勢の中では一番スピードがありそうだ。

著者:東スポ競馬編集部