ダービーを制した思い出の地で反撃をもくろむシャフリヤール(黄帽)

【血統値】今年の菊花賞をアスクビクトーモアがコースレコードで快勝。2011年のマルセリーナ(桜花賞)から12世代連続でクラシック馬を送り出すという快挙を達成したディープインパクト。クラシック勝利数は24となり、サンデーサイレンスの23を抜いて単独トップとなった。クラシックには含まれない秋華賞を加えればディープインパクト29勝、サンデーサイレンス25勝とさらに差が開く。

 数少ない最終世代の現2歳からはオーギュストロダンが英GⅠフーチュリティトロフィー(芝8ハロン)で優勝。これで全13世代からGⅠ馬を輩出するという偉業も達成された。

 ジャパンCも12、13年連覇のジェンティルドンナ、15年ショウナンパンドラ、昨年のコントレイルと4勝を挙げているレース。今年はただ1頭のディープインパクト産駒シャフリヤールに期待したい。

 コントレイルと同じダービー馬で、今年はドバイシーマクラシックで海外GⅠを制覇。天皇賞・秋をひと叩きし、状態もアップ。2400メートルで本領発揮だ。

 母ドバイマジェスティはGⅠ・BCフィリー&メアスプリントなど4重賞を制し、米最優秀短距離牝馬に選出されたスピード馬。初子のキングカメハメハ産駒ゴールドエッセンスは3勝。2番子から6番子のシャフリヤールまではディープインパクトが連続して種付けされ、アルアインが皐月賞、大阪杯とGⅠを2勝。ダノンマジェスティは但馬Sなど4勝、ヒメノカリスは現3勝を挙げている。

 米国のスピード血統にディープインパクトの配合は成功パターンと断言できるだろう。

著者:東スポ競馬編集部