昨年のチャレンジカップを3馬身半で快勝したソーヴァリアントが主役

チャレンジカップ2022

[GⅢチャレンジカップ=2022年12月3日(土曜)3歳上、阪神競馬場、芝内2000メートル]

 秋の阪神で行われる朝日チャレンジC。オールドファンにはこの表現のほうがしっくりくるかもしれない。2012年から12月に開催時期が移り、14年からは創設当初の「チャレンジカップ」という名称に戻った。20年には翌年の大阪杯を制するレイパパレが優勝。1着馬には年明けのサウジアラビア・ネオムターフカップ(GⅢ=今年はオーソリティが制覇)への優先出走権が与えられることもあり、翌年の飛躍につながる重賞タイトル。今年はどの馬が手にするか?

 中心は連覇を狙うソーヴァリアント(牡4・大竹)。骨折休養明けとなった前走・オールカマーはまさかの大差しんがり負けを喫したが、これは心房細動を発症しての結果だけに度外視が可能だ。昨年はGⅠウイナーの古豪ペルシアンナイト、そして先日のエリザベス女王杯を制しGⅠ馬に輝いたジェラルディーナらを相手に3馬身半差の快勝。負かした相手からも本馬のポテンシャルがうかがいしれる。1週前の調教も抜群で巻き返しは必至だ。

 2番手グループは混戦模様。レッドベルオーブ(牡4・藤原)の毎日王冠10着はさすがに相手が強かったか。すんなり先手を取れそうなメンバー構成で2走前のような大逃げが打てればここでも面白い存在になる。一方で、近10年で6勝をマークしている3歳勢からはビーアストニッシド(牡・飯田雄)が唯一の参戦。牡馬3冠は11→10→13着に終わったものの、今年のスプリングS勝ち馬。当舞台では昨年のGⅢ京都2歳Sで2着に粘っているだけに、菊花賞からの距離短縮が起爆剤になってもおかしくない。

 ほかでは重賞戦線で堅実に走ってきたサンレイポケット(牡7・高橋忠)、距離延長に活路を見いだしたいエアファンディタ(牡5・池添学)、決め手秘めるディアマンミノル(牡5・本田)、七夕賞がインパクト十分だったエヒト(牡5・森)、一昨年2着馬ブラヴァス(牡6・友道)、久々に10ハロンに戻すメイショウテンゲン(牡6・池添兼)らが参戦。いずれもノーチャンスではないがワンパンチ足りないキャラがズラリ。仮にソーヴァリアントを中心に据えたとしても、相手選びは難解を極めそうだ。

著者:東スポ競馬編集部