【TPC秋山響の海外競馬解析】欧米ではすでに多くの種馬場から来年の交配料が発表されている。

 欧州、そして世界最高額での供用となるのは英国のダルハムホールスタッドでけい養中のドバウィ(20歳、父ドバイミレニアム)。

 今年もGⅠ英2000ギニーとGⅠセントジェームズパレスSを制したコロエバス、GⅠ仏2000ギニーとGⅠ・BCマイルに勝ったモダンゲームズ、BCターフを含むGⅠ3勝のレベルスロマンスなどが活躍。交配料は今年の25万ポンドから一気に10万ポンド増の35万ポンド(約5900万円)に設定された。なおドバウィは今年の英愛首位種牡馬に輝くことが決定的で、1989年のブラッシンググルーム以来33年ぶりとなる非ノーザンダンサー系のチャンピオン誕生となる。

 一方、北米のトップは米国ケンタッキー州のスペンドスリフトファームでけい養中のイントゥミスチーフ(17歳、父ハーランズホリデー)。

 ペガサスワールドCを含むGⅠ3勝のライフイズグッド、BCジュヴェナイルフィリーズを含むGⅠ2勝のワンダーウィールなどが今年も活躍。4年連続4度目となる北米チャンピオンサイアーの座を確定的にしており、来年も今年と同じ25万ドル(約3500万円)での供用となった。

 なお、新種牡馬の最高は欧州が欧州年度代表馬に輝いたばかりのバーイード(4歳、父シーザスターズ=英ナネリースタッド供用)で8万ポンド(約1300万円)、北米がGⅠ・BCクラシックを勝って6戦無敗で引退したフライトライン(4歳、父タピット=米レーンズエンドファーム供用)の20万ドル(約2800万円)となった。

フライトライン(ロイター=USA TODAY Sports)

著者:東スポ競馬編集部