シニスターミニスターの傑作テーオーケインズ

【血統値】昨年のチャンピオンズCで6馬身差の圧勝劇を演じたテーオーケインズの連覇が濃厚だ。昨年はJBCクラシックでよもやの敗戦を喫しての出走だったが、今回は2馬身半差の完勝での臨戦。さらに力をつけている印象がある。

 父のシニスターミニスターは米GⅠブルーグラスSの勝ち馬。エーピーインディ系の日本における草分け的存在だ。父オールドトリエステにGⅠ勝ちがなく、母系からあまり活躍馬が出ていないこともあってか大人気とはいかず、初年度から種付け頭数は60頭前後で推移していた。

 ところが2年目の産駒から平安Sなどダート重賞6勝のインカンテーションが、3年目の産駒からはプロキオンSのキングズガードが出るなど、ダートでの活躍馬が続出した。

 人気も上昇し7年目となる14年に初めて100頭超えとなる117頭に種付け。17年、18年にはキャリアハイとなる164頭を記録した。リーディングの中央ダート部門でも昨年、今年とも3位と上位をキープし、今やダートのトップサイアーとなっている。

 母のマキシムカフェ(父マンハッタンカフェ)は7戦0勝。産駒に松前特別など3勝のテーオーラフィットがいる。祖母カフェピノコ(父ジェイドロバリー)の産駒には大井のレディスプレリュードに勝ったタマノブリュネットがいる。

 さらに4代母ピンクタートルは仏GⅠヴェルメイユ賞の2着馬で、オークス馬レディパステルを産んでいる。エーピーインディ系×マンハッタンカフェの配合からは今年の帝王賞の勝ち馬メイショウハリオ(父パイロ)も出ている。好相性と言えるだろう。

著者:東スポ競馬編集部