迫力満点に坂路を駆け上がったマテンロウオリオン

京都金杯2023

[GⅢ京都金杯=2023年1月5日(木曜)中京競馬場、芝1600メートル]

〈栗東〉マテンロウオリオン(牡4・昆)は昨年1月に同舞台のシンザン記念で重賞初制覇を達成。相性のいい中京で2023年も好スタートを決めるか、注目だ。

 総仕上げは横山典が騎乗して坂路で単走。馬場の荒れ始めた時間帯の登坂でも、力強いフォームはブレることなく、最後まで勢いを保ってフィニッシュ。手応えに余力を残しながら4ハロン53・4―12・5秒と上々の時計をマークした。
 
 昆調教師は「今朝はジョッキーにお任せで。秋2戦より馬は良くなっているし、もともと持っているポテンシャルも高い。中間の時計を見てもらったら分かるけど、ラストも速い時計を簡単に出せるようになってきた」と好感触を口にした。

著者:東スポ競馬編集部