
22年アメリカJCC、20年目黒記念とGⅡで2勝を挙げたキングオブコージ(牡7・安田翔)が、7日付で競走馬登録を抹消した。今後は北海道・浦河町のイーストスタッドで種牡馬となる予定。
安田翔調教師は「ここまでよく頑張って走ってくれました。常に優しく、行儀のよい、大好きな馬です。骨折して復帰後のAJCCでは、彼の精神力の強さを感じれました。産駒には彼の優しさや賢さを受け継いでもらいたいです」とコメントした。
同馬は父ロードカナロア、母ファイノメナ(その父ガリレオ)の血統で、18年10月にデビュー。3歳まで短距離〜マイル路線を主戦場にしていたが、4歳を迎えて中距離路線にシフト。一気の4連勝で20年の目黒記念を制すなど頭角を現した。通算成績は22戦6勝。獲得賞金は2億50万7000円(付加賞含む)。昨年末のGⅡ阪神カップ(17着)がラストランとなった。
著者:東スポ競馬編集部