サンレイポケット(右)は豪快な脚さばきで僚馬と馬体を並べた

日経新春杯2023

[GⅡ日経新春杯=2023年1月15日(日曜)中京競馬場、芝2200メートル]

<栗東>明け8歳のベテラン・サンレイポケットは鮫島駿が騎乗して坂路で同厩レッドヴァイス(古馬1勝クラス)と併せ馬。2馬身追走態勢からラスト1ハロンで射程圏内に。冬場でも動きに硬さはなく、力強く脚を伸ばして馬体を並べたところがゴールとなった(4ハロン54・5―12・7秒)。一昨年の新潟大賞典以来となる2つ目の重賞タイトル獲得へ向けて、上々の仕上がりだ。

 西加助手は「54〜55秒くらいでと思っていたので、ちょうどいいところ。前走(チャレンジC4着)からそれほど間隔も空いていないからね。内回りから広いコースに替わるのはプラスだし、ハンデ58キロも想定内。週末の雨予報も悪くないと思う」と期待を膨らませていた。

著者:東スポ競馬編集部