
京成杯2023
[GⅢ京成杯=2023年1月15日(日曜)中山競馬場、芝内2000メートル(3歳)]
キャリア1戦で果敢な重賞チャレンジとなるソールオリエンス(牡・手塚)は13日朝、南角馬場からウッドに入り、4ハロン64・4―46・9―14・8秒で軽く流した。あか抜けた好馬体の持ち主。躍動感に満ちた動きにも素質の高さがはっきりとうかがえる。
手塚調教師は「右手前で走るのが好きなので、不安があるとすれば(最後の直線で左手前になる)右回りなんだけど、(南ウッドでの)追い切りでは大丈夫でしたからね。初戦はスローで好位からの競馬になったが、今回も重賞といっても少頭数だからそう速くはならないでしょう。(道中で脚が)たまればはじける」と自信をのぞかせた。
枠順は4枠4番に決まったが「枠は気にしなくていい。それに雨が多少降っても大丈夫そう。乗ったジョッキーは〝まだ緩い〟とか言うんだけど、見ている分にはそんなにおくてという感じはしない。2戦目のここで結果を出せれば。そのくらい期待していますよ」(同師)。視線の先には春のクラシックがすでに描かれている。
著者:東スポ競馬編集部