完全復調を感じさせるバビット

アメリカジョッキークラブカップ2023

［ＧⅡアメリカジョッキークラブカップ＝２０２３年１月２２日（日曜）中山競馬場、芝外２２００メートル］

＜栗東＞バビットは今回が屈腱炎を克服しての３走目。３歳時にセントライト記念を制した舞台で返り咲きを狙う。

　最終追いは横山典騎乗で坂路単走。馬と呼吸を合わせるようにじっくりスタートすると、ピッタリと折り合ってラストまでしっかりした脚取りで駆け抜けた（４ハロン５２・３―１２・５秒）。

　横山典は「休み明けでもオールカマーの時とは全然違う。やっと本来の姿に戻ってきた感じじゃないかな。体も引き締まった」。見守った浜田調教師も「馬場の悪い時間でも見た目以上の時計。コーナーの加速も良かった。楽しみです」。

著者：東スポ競馬編集部