
17日にIFHA(国際競馬統括機関連盟)が発表した2022年のワールドベストレースホースランキングで、米国のフライトライン(牡4=2022年の年齢、父タピット、J・サドラー厩舎)がレーティング140を獲得。歴代世界最高タイとなる評価で、世界一に輝いた。
フライトラインは昨年9月のGⅠパシフィッククラシック(ダート10ハロン)で、ドバイワールドCの勝ち馬カントリーグラマーに19馬身1/4差をつけて圧勝。このレースの評価は当初139だったが最終的には上方修正され、2012年のフランケルと並ぶ歴代最高タイ(2013年に発表された全体的なレーティング見直し後の数値で比較)。ダートに限れば1996年のシガー(135)を大きく上回る史上最高の評価となった。
なお、フライトラインは8馬身1/4差で制した昨年11月のGⅠ・BCクラシック(ダート10ハロン)を最後に6戦6勝で引退。今春から米国・ケンタッキー州のレーンズエンドファームで種牡馬となる。種付け料は20万ドル(約2600万円)だ。
※レーティング歴代上位馬
1位
フランケル 140
フライトライン 140
3位
ダンシングブレーヴ138
4位
パントレセレブル 137
5位
シャーガー 136
ジェネラス 136
シーザスターズ 136
著者:東スポ競馬編集部