最速上がりで後続をちぎり捨てたロードデルレイ

 29日、東京6Rで行われた3歳新馬(芝1800メートル)は、中団から脚を伸ばしたロードデルレイ(牡・中内田)が4馬身差の圧勝でデビュー戦を飾った。勝ち時計1分48秒3(良)。

 道中は中団のインを追走。直線で4〜5頭分外に持ち出し、鞍上が追い出すと大きなフットワークでグイグイとスピードアップ。次位を0秒8上回る上がり33秒2の末脚は圧巻だった。

「返し馬の感触が良かったし、道中の折り合いもスムーズだった。かなりいい脚を使ってくれたね。素質を秘めているので今後が楽しみ」と坂井は期待の大きさを口にした。

 なお、4馬身差の2着には今年の愛知杯を勝ったアートハウスの半弟パールロードが入り、中内田厩舎のワンツー決着となった。

著者:東スポ競馬編集部