イクイノックスを管理する木村調教師(左)とシルクレーシングの米本代表(右)

 30日、2022年度JRA賞の授賞式および受賞記念パーティーが、都内のホテルで行われた。コロナ禍の影響もあり、20年以来3年ぶりの授賞式形式となった。

 この日の主役を務めたのは最優秀3歳牡馬並びに年度代表馬を受賞したイクイノックス(牡4・木村)。昨年秋は3歳馬ながらGⅠ・天皇賞・秋→有馬記念を連勝し、世代の枠を超えて日本最強馬の座に上り詰めた。

 シルクレーシングの米本昌史代表は壇上で「(昨年の)前半はクラシックへの挑戦、後半は古馬のレースへのチャレンジと充実した一年でした。いろいろな方にお世話になりましたが、コロナ禍で出資会員の皆さまにもこの場を借りてご報告したい。選定いただければドバイのシーマクラシック(3月25日=GⅠ、メイダン競馬場、芝2410メートル)へまずはチャレンジしたい」と今後のプランを明かした。

 初の海外遠征について、「ドバイで結果を出してくれれば、国内外の選択肢がさらに増えると思います。2月中に帰厩すると思います。まずはチャレンジですから。ナイターとか、輸送とか、いろいろな経験をすることになります。その先は結果を見てからですね」と前を向いた。

 管理する木村調教師は「いつも自信満々で難しいことでも簡単にこなしてしまう調教師いらずの馬です。いつも十二分に自分のイメージを超えてくれる。もっと頑張ってとかはなく、そのままのあなたでいいと、そんな感じです」と最大級の賛辞を送った。

 デビューから手綱を取り続けているルメールは「この馬の能力はすごく高いですね。新馬戦からすごくいい脚を使ってくれて、レースを経験するごとに強く、大人になった。秋からは素晴らしいパフォーマンス。瞬発力があるしスタミナもある。今年もイクイノックスが楽しみです。もちろんGⅠレベルでベストパフォーマンスを見せたい」と次戦を心待ちにしている様子だった。なお、ドバイ遠征でも引き続きルメールが手綱を取る予定。

著者:東スポ競馬編集部