
31日、改装中の京都競馬場シグネットホールにて、2022年度JRA理事長特別表彰セレモニーが行われた。その年の中央競馬を盛り上げた人馬に対して、特別に表彰されるJRA理事長特別表彰は2016年に創設。武豊騎手、北島三郎氏、藤澤和雄調教師、ディープインパクトなど受賞は多岐にわたり、今年は福永祐一騎手、横山典弘騎手の2名が受賞した。
横山典弘騎手はキャリア37年目を迎えた昨年、活動拠点を栗東へと移して騎手としてさらなる高みを目指す姿が、若い騎手の見本になるものと評価された。また、昨年はJRA重賞を3勝したほか、JRA通算2900勝も達成するなど、中央競馬を大いに沸かせる活躍をしたことも評価された。
横山典弘騎手の話「こういうことに縁がないタイプなのでうれしいですね。長いこと美浦でやっていたので、刺激が欲しくて、昨年から栗東に来ました。いい感じで気分転換をさせてもらっています。後輩の見本となったと言われましたが、自分としては好きなように騎手をさせてもらっていると思っています。競馬に関してはこれまでと変わらずに厳しく、楽しく、お客様にいいレースを見てもらえるように。完成したばかりの京都で乗ることも楽しみにしています」。
著者:東スポ競馬編集部