
25日(土曜)の阪神メイン・仁川S(4歳上リステッド、ダート2000メートル)は、2番人気のメイショウフンジン(牡5・西園正)が勝利。勝ち時計2分04秒5(稍重)。
スタートを決めて果敢にハナを奪うと、そこからはマイペースの逃げ。勝負どころでは気を抜かせないように鞍上が促しながらという形であったが、ゴール前の追い比べでは手応え以上のしぶとさを発揮して見事に逃げ切った。
「自分の形にさえ持ち込めば、しぶとく脚を使ってくれますからね。スタートからゴールまで気の抜けないタイプというか、今日はハナに立つ形だったので集中を切らせないために早めに手を動かしていきましたが、最後までよく頑張ってくれました」と酒井。人馬呼吸をピタリと合わせてのオープン連勝となった。
「放牧明けから馬が以前とは変わってきての連勝だからね。ダメかと思ってからがしぶといよね。距離は長くても大丈夫だから、次は地方交流のダイオライト記念(3月15日=JpnⅡ、船橋2400メートル)への登録も考えています」西園正調教師。重賞の舞台での活躍に期待の持てる勝利となった。
著者:東スポ競馬編集部