落ち着いた表情を見せるキタウイング

チューリップ賞2023

[GⅡチューリップ賞(桜花賞トライアル)=2023年3月4日(土曜)阪神競馬場、芝外1600メートル]

 関東馬のキタウイング(小島)が、GⅠ阪神JF出走時(14着)同様、中間の調整を栗東トレセンで行っている。27日朝の気配も良く、馬房から元気な姿を見せていた。

「環境にも慣れていますし、おとなしくしていますよ。体重は前回と変わらずといった感じでしょうかね」とは埜口厩務員。新潟2歳S、フェアリーSとGⅢで2勝を挙げており、今回のメンバーなら実績は断然と言える存在だ。力通りの走りができれば、重賞連勝も見えてくる。

「(前回の結果からも)後ろから差すレースがいいようですね。(GⅠ時に同条件で負けているが)新潟で左、中山で右と、コースの回りは関係ないと思いますので。自分の競馬ができれば」(同厩務員)と前向きに締めくくった。

著者:東スポ競馬編集部