馬なりながら好仕上がりをアピールしたトップナイフ

弥生賞ディープインパクト記念2023

［ＧⅡ弥生賞ディープインパクト記念（皐月賞トライアル）＝２０２３年３月５日（日曜）中山競馬場、芝内２０００メートル］

＜栗東＞これまでキャリア７戦と経験も豊富で、前走はホープフルＳ２着と地力＆舞台適性も期待できるトップナイフは助手を背に軽めの内容。直線は楽な感じでラスト１ハロン１２・１秒（６ハロン８４・７秒）をマークして順調な調整ぶりをアピールした。先々週、先週と横山典が騎乗してウッドで長めからしっかり時計を出しているので臨戦過程に狂いはない。

　昆調教師は「今朝はあまりやりたくなかったのでこれで十分。いつも通りの感じ。前回から体重は変わらないけど、大人びて背も伸びて幅も出て成長を感じる。ハナでも番手からでも競馬ができるし、京都２歳Ｓが苦手なシチュエーションでも頑張ってくれたように能力プラス根性もある。乗りやすい馬でコースの不安もない」と絶対の自信を持って送り出す。

著者：東スポ競馬編集部