
川崎競馬場で1日に行われた牝馬限定のJpnⅡ「第69回エンプレス杯」(2100メートル)は単勝1・6倍と圧倒的1番人気に支持されたJRAグランブリッジ(4・新谷)が制した。
道中は後方を追走し、3角からマクり気味に進出すると、直線では上がり3ハロン最速となる40秒8の末脚で豪快に差し切って通算4回目の交流重賞Vを飾った。勝ち時計は2分18秒7(良)。2番人気のJRAヴァレーデラルナ(4・藤原)は2馬身半差の2着。さらにクビ差の3着には同じくJRAのテリオスベル(6・田島)が入った。
前走のJpnⅢ・TCK女王盃に続いて勝利に導いた川田は「返し馬から苦しさを感じ、ゲートも苦しかったし、道中も進んでいかなかった。何とか今日の彼女ができるレースをと思って乗っていましたが、結果的に砂をかぶりながらのレースをして、いい勉強になりました。そういう形でも勝ち切れたのは彼女に力があったからですね。前走から任されて、こうして2つ続けて結果を出せて良かった。お互いに学びながら、大きいところを目指して行きたい」と話した。
著者:東スポ競馬編集部