
〈美浦〉GⅠドバイシーマクラシック(メイダン芝2410メートル)に出走する昨年の年度代表馬イクイノックスが南ウッドで単走追い。道中は伸びやかなフットワークでリズム良く運び、直線で軽く仕掛けられるとシャープな反応を見せた(6ハロン80・8―65・9―51・0―37・0―11・4秒)。黒光りする好馬体や迫力ある身のこなしは目を引いた。
木村調教師は「有馬記念であれだけの競馬をした疲れが抜け切れないのかバランスがひと息だけど、これ(追い切り)で変わってくれれば。天皇賞(秋)や有馬記念のような状態に持っていきたい」と語った。
まだ物足りなさもある口ぶりだが、現役最強馬として臨む海外デビュー戦でどんな走りを見せてくれるか。今後の調整過程に注目だ。
著者:東スポ競馬編集部