
フィリーズレビュー2023
[GⅡフィリーズレビュー=2023年3月12日(日曜)阪神競馬場、芝内1400メートル]
ジューンオレンジ(牝3・長谷川)はゲートで大きく出遅れながらも、メンバー最速上がり(34秒5)の脚を使ってゴール前では鋭い伸び脚。2着馬に迫る脚色で桜花賞への権利をゲットする3着に食い込んだ。
「ゲートは当初からの課題でこの中間も練習に取り組んではいたのですが、駐立が悪くてあのスタートに。でも道中はすごくいい手応えで、馬の間を割ってすばらしい伸びを見せてくれました。まだまだ成長できる馬だと思いますし、桜花賞の権利を取った今日の走りを褒めてあげたいです」と富田は愛馬を褒め称えた。
同馬の曾祖母ツィンクルブライドは、1994年桜花賞で12番人気ながらオグリローマンのハナ差2着で波乱を演じている。
著者:東スポ競馬編集部