
阪神大賞典2023
[GⅡ阪神大賞典=2023年3月19日(日曜)阪神競馬場、芝内3000メートル]
GⅠ有馬記念、菊花賞連続2着のボルドグフーシュ(牡4・宮本)が、2023年の始動戦を迎える。13日朝は馬房の中でリラックス。しっかりとカイバを食べていた。
担当の河村助手は、「先週木曜の時点で体重は514キロ。腹回りがしっかりとして、古馬らしい体になってきました。全体的にどっしりとした感じです」と確かな成長を口にする。帰厩後の調整も順調に消化しており、8日の1週前追いでは、新コンビを組む川田を背に栗東ウッド6ハロン79・9―11・4秒のタイムをマークしている。
「昨年ほど人間のほうが追わなくても、楽に時計が出る印象ですね。川田騎手は『動きに問題はないです』と話していました。ここから、状態は右肩上がりでしょうね」と同助手は力を込めた。
前走の有馬記念はイクイノックスが強すぎただけで、自身も最後までしっかりと脚を使っていた。重賞未勝利が不思議なくらいの力量馬。きっちりと勝ち切って、春の大舞台に駒を進める。
著者:東スポ競馬編集部