阪神大賞典2023
[GⅡ阪神大賞典=2023年3月19日(日曜)阪神競馬場、芝内3000メートル]
<栗東>ボルドグフーシュはまだ重賞のタイトルこそ手にしていないものの、昨秋は菊花賞、有馬記念でともに2着激走。ハイレベルなラインアップが顔を揃える現4歳世代の中でも、中長距離路線で抜群の存在感を示している。飛躍の一年としたい今年は始動戦に菊花賞で好走したこの舞台を選択。厩舎の悲願でもあるGⅠタイトル奪取に向けても好スタートを切りたいところだ。
最終追いは今回が初コンビの川田を背に坂路で単走。先週にしっかり負荷をかけているため、今朝は終始馬なりの内容だったが、その脚取りはいつも通り力強く、デキの良さは一目瞭然だ。
宮本調教師も「今朝は馬に慣れてもらうためにサッと流す程度。先週しっかりとやっているからこれで十分だと思います。川田ジョッキーもいい感じだと言ってくれているからね」と納得の表情。重賞初制覇へ視界は良好だ。

著者:東スポ競馬編集部