
全馬労を除く3労組1342人が開催業務のストライキを実行したため、18日の競走馬の装鞍や、パドックでの誘導などは調教師、定年した組合非加入者、補充員らを中心に行われた。JRA史上初の離れ業での開催となったが、18日には各競馬場で他厩舎の馬の手綱を取ってパドックを周回する調教師や、ヘルパーなどの姿が見られた。
その一人は「何かお手伝いができることがあれば、と申し上げたら(関東所属の)馬を引いてくれないかと頼まれました。(日本調教師会関西本部長の)中竹先生も馬を引いておられるので」と緊急事態に対応する姿勢を見せていた。
著者:東スポ競馬編集部