ジャスティンパレスが重賞2勝目

阪神大賞典2023

[GⅡ阪神大賞典=2023年3月19日(日曜)阪神競馬場、芝内3000メートル]

 1着馬に天皇賞・春(4月30日=京都芝外3200メートル)への優先出走権が与えられる阪神大賞典はルメール騎乗の2番人気ジャスティンパレスが1馬身3/4馬身差で快勝。昨秋の神戸新聞杯に続く重賞2勝目を手にした。勝ち時計は3分06秒1(良)。

 ゆったりとした流れの中、道中2〜3番手の好位を確保。直線は一瞬前が詰まりそうになったが、開いたスペースに突っ込んで進路を確保すると反応よく抜け出してきた。

 約1年4か月ぶりに手綱を取ったルメールはこれで3戦3勝の好相性。「馬の状態が良かったです。大人になってパワーアップしてメンタルも落ち着いていた。スペースが開いて反応してくれて長くいい脚を使ってくれた。GⅠレベルに行ける馬です」と成長度と将来性を高く評価した。

著者:東スポ競馬編集部