[GⅠNHKマイルカップ=2022年5月8日(日曜)3歳、東京競馬場・芝1600メートル]

 2番人気に推された弥生賞ディープインパクト記念では4角で不利があり5着に敗れたインダストリアだが、4戦すべてで最速の上がりをマークしているように末脚には非凡なものがある。今回はジュニアCを勝ったマイル戦だけに巻き返しが期待できる。

マイル戦で巻き返しが期待できるインダストリア

 父リオンディーズはキングカメハメハ産駒で母は日米オークスを制したシーザリオ、半兄にエピファネイア(菊花賞、ジャパンC)、半弟にサートゥルナーリア(ホープフルS、皐月賞)を持つ良血馬。新馬→朝日杯FSを連勝したものの浅屈腱炎を発症し、わずか5戦しただけで早期の引退となった。

 サウジダービーの勝ち馬ピンクカメハメハ、京都2歳Sのジャスティンロック、兵庫CSのリプレーザ、福島牝馬Sのアナザーリリックを輩出。先週の天皇賞・春では4連勝でダイヤモンドSを制した上がり馬のテーオーロイヤルが3着と好走した。

 母のインダクティ(父ハーツクライ)は2勝。ロードカナロア産駒のケイデンスコールは新潟2歳S、京都金杯、マイラーズCとこれまでに重賞を3勝。19年のNHKマイルCでは勝ち馬アドマイヤマーズを半馬身差まで追い詰めた。

 祖母ホールオブフェーム(父アレミロード)は噴火湾特別など2勝。産駒バランスオブゲームは中山記念(2回)などGⅡを6勝(重賞7勝)。その半弟にあたるフェイムゲームもGⅡ目黒記念など重賞を6勝した。

 半兄ケイデンスコール、おじバランスオブゲーム、フェイムゲームがあと一歩のところで逃したGⅠタイトル。是が非でも手に入れたいところだ。

著者:東スポ競馬編集部