[GⅡ京都新聞杯=2022年5月7日(土曜)3歳、中京競馬場・芝2200メートル]

前走の大寒桜賞を8馬身差で勝利したブラックブロッサム

 8日に行われるGⅠ・NHKマイルCの結果にもよるが、7日は東西でGⅠ・日本ダービー(29日=東京芝2400メートル)への出走権を懸けた激しいレースが行われる。昨年と同じく中京芝2200メートルでの施行となるのがGⅡ京都新聞杯。あくまでも他馬の動向次第という側面はあるものの、勝ち馬はもちろん、2着以内に入ればダービーへの道が開かれる可能性が高い。今年も手に汗握る激戦が期待できそうだ。

 出走馬中唯一の無敗馬がブラックブロッサム(牡・斉藤崇)。初陣こそ1馬身差での勝利だったが、前走の大寒桜賞では後続に8馬身差をつける大楽勝。好位から競馬ができるのは大きな強みで、2戦2勝と走り慣れた当地なら大崩れは考えにくい。鞍上にもオーストラリアの名手レーンを確保。皐月賞2着のイクイノックスと同じキタサンブラック産駒の〝新星〟が無敗の3連勝なるか、注目が集まる。

 ポッドボレット(牡・辻野)はリステッド・すみれSを制しての臨戦となる。その前走では、2走前のゆりかもめ賞で敗北を喫したレヴァンジル相手にリベンジに成功。キャリア6戦で5着以下が一度もない安定株で、ゆったりと走れるこの距離はいかにも合いそう。福永の継続騎乗も魅力で、正攻法での賞金加算を目指す。

〈1・1・3・0〉と底を見せていないのがヴェローナシチー(牡・佐々木)。勝ちみに遅いともいえるが、3走前のGⅢ京成杯では上がり2位の末脚で3着を確保しており、今回のメンバーでは実績上位の存在だ。

 ほかにも、ディープインパクト産駒の高額馬が2頭スタンバイ。リアド(牡・友道)とショウナンアデイブ(牡・高野)は前走着順こそ冴えないが、ポテンシャルを踏まえれば無視できない存在だろう。一気の巻き返しがあっても驚けない。

 ゆきやなぎ賞勝ち馬ボルドグフーシュ(牡・宮本)、GⅢ札幌2歳S2着アスクワイルドモア(牡・藤原)らも虎視眈々。日本ダービーへ向けて開幕初日の中京から目が離せない。

著者:東スポ競馬編集部