
天皇賞・春2023
[GⅠ天皇賞・春=2023年4月30日(日曜)4歳上、京都競馬場・芝外3200メートル]
30日、京都競馬場で行われた伝統の一戦、第167回GⅠ天皇賞・春(4歳上、芝外3200メートル)は、ルメール騎乗の2番人気ジャスティンパレス(牡4・杉山晴)が快勝。
タイトルホルダー、アフリカンゴールドの2頭が競走中止となる波乱となったが、中団からじっくり運んで、直線先に先頭に出たディープボンドを残り2ハロン過ぎにかわして、そのまま押し切り、GⅠ初戴冠を決めた。勝ち時計3分16秒1(稍重)。
ルメールは「とてもうれしいです。新しい京都の天皇賞ですから勝つことができて本当にうれしいです。直線に向いてから絶対に勝つと思いました。馬の動きはすごく良かったです。冷静に走ってくれましたので、ディープボンドの後ろでだんだんポジションを上げることができました」と笑顔を見せた。
これでディープインパクト産駒は父のサンデーサイレンスに並ぶJRA・GⅠ最多タイの71勝目となった(グレード制導入の1984年以降)。
著者:東スポ競馬編集部