
30日、香港・シャティン競馬場で行われた香港チャンピオンズデーの諸競走に日本馬4頭が参戦した。
GⅠチェアマンズスプリントプライズ(芝1200メートル)に出走したアグリ(牡4・安田隆)は中団から運ぶも直線で伸び切れず5着に敗れた。「今回はスピード負けしたけど、馬は状態も良かったし、これからもっと成長して強くなりそう」とC・デムーロ。勝ったのはパートン騎乗で単勝1・2倍の断然人気に支持された地元馬ラッキースワイネス(セン4・Kマン)。5連勝でGⅠ3勝目を勝ち取った。同馬はすでに安田記念に予備登録を済ませており、今後の動向が大いに注目される。
メイン・GⅠクイーンエリザベスⅡ世C(芝2000メートル)には3頭が参戦し、後方から脚を延ばしたプログノーシス(牡5・中内田)の2着が最高。ダノンザキッドは5着、ジェラルディーナは6着に終わった。レースはマクドナルド騎乗のロマンチックウォリアー(セン5・Cシャム)が3番手から力強く抜け出して連覇を達成した。同馬を管理するC・シャム師は「秋には日本へ連れて行き、天皇賞・秋に挑戦させたいです」と来日に意欲を見せた。
著者:東スポ競馬編集部